自由

2009年1月22日 (木)

「小中学校ケータイ禁止」という文科省の馬鹿げた指針

 ケータイも、インターネットも、結局は「道具」に過ぎないんだから、「道具」だけをスケープゴートにしても何の解決にもならんだろう? バイク三ない運動と同じで、事なかれ主義で済むと思っているのかね。それを、卑しくも国家が、統一的な指針とやらを示そうとは。

 大体、当事者である小中学生の立場はどうなる? 彼らの声を汲み取ることもしようとせず、大人が一方的に決めようとするのか。日本が1994年に批准した、「児童の権利に関する条約」 の精神(子供のことは子供が決める、大人は黙ってみておれ)に反するものである。

 ああ、大人のインチキやゴマカシが子供にばれたら困るからか。

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2008年10月29日 (水)

アダルトゲーム・アニメ規制請願から、「自由」を考えてみる

 民主党の村井宗明議員 が紹介議員となって、「美少女アダルトアニメ雑誌及び美少女アダルトアニメシミュレーションゲームの製造・販売を規制する法律の制定に関する請願」が衆議院に提出・受理された。

「エロゲーは危険な社会を作り出す凶器」-規制を求める請願、衆議院に

「アダルトゲームで青少年は心を破壊され、人間性を失う」――アダルトゲームやアニメなどの規制を求める請願が衆議院に提出されている。
2008年10月20日 18時03分 更新

 「アダルトゲームで青少年は心を破壊され、人間性を失う」「ランドセルを背負った小学生の少女をイメージしているものが多く、幼い女の子にとって極めて危険な社会を作り出す凶器となる」――アダルトゲームやアニメ、雑誌の規制を求める請願が衆議院に提出されている。

 「美少女アダルトアニメ雑誌及び美少女アダルトアニメシミュレーションゲームの製造・販売を規制する法律の制定に関する請願」で、10月3日に受理された。紹介議員は村井宗明議員(民主党)。

 アダルトアニメゲーム・雑誌は「幼い少女達を危険にさらす社会を作り出していることは明らかで、表現の自由などという以前の問題」と指摘し、製造・販売について罰則を伴った法律の制定を求めている。1万449人の署名も添えられている。

 一方、児童ポルノ禁止法について、新たに単純所持の禁止などを追加する改正の動きに対し、慎重な議論を求める請願も、255人の署名とともに衆議院に提出されている。紹介議員は保坂展人議員(社民党)。

 児童ポルノ画像や映像の所持・取得に罰則を設けることは「多くのえん罪事件や捜査権の乱用、プライバシー侵害や行き過ぎた監視国家化が引き起こさ れる」と主張し、新たな罰則を設けないよう求めている。児童ポルノの定義を明確なものにすることや、イラストを同法に含めないことも求めている。

 今回の請願も「特別救済活動カスパル・アジアの性虐待と貧しさに苦しむ子ども達を救う会」によってなされたものだという。5月にも、参議院に、同様の請願が円より子下田敦子 両議員が紹介議員として提出されて、円議員の掲示板が炎上した のは記憶に新しいところだ。この種の請願は、叩いても叩いても、もぐら叩きのように何度も出てくる。それにしても、よりによって解散総選挙が近いというのに、反感を買うって分かっていなかったんだろうかね村井議員も。かといって自民党も油断ならない。その点社民党は、保坂議員もそうだけど、福島党首も、児童買春は厳しく批判しているけど二次元の規制には批判的だっていうし。

 

と学会 会長でロリコンを自称する山本弘氏 は、

「ぼくはロリコンだ。ロリコンだが現実の女の子に決して手を出したりはしない。ロリコンが全部犯罪者になるわけではない」

と言った。


 私は何度も言うが、(古典的)自由主義者である。赤の他人に迷惑をかけない限り、個人の趣味趣向に介入すべきではないと思う。他人に過干渉するパターナリズムとは闘う。

 それにしても、“子どもの保護”を謳うこの種の活動の、何と胡散臭いことか。自分がエロゲーが気に入らないから、子どもをダシにしているとしか思えない。全く、お前らに、子どもの権利とやらを声高に叫ぶ資格はない(山口貴士弁護士もカスパル・近藤美津枝代表について同様の趣旨のことを書いている )。

 何々が良くないという俗流環境誘因説は、いつの時代にもある。明治時代には、野球が脳に良くないという「ゲーム脳」ならぬ「野球脳」とか、「近頃の若者は夏目漱石ばっかり読んで、漢文を読まない。これは子どもの危機」という議論があったという。今では笑い話だが、「長髪とエレキは不良の始まり」とか。

 結局のところ、子ども云々は、大人の側の論理に過ぎないわけである(参考) 。子どもは、大人が思っている以上に、冷静にものを見ているものだ。

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